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私のヒノーズのパスはジーザス・アンド・メリーチェイン。
今更、私が取り上げるまでもありませんが、大好きなバンドについて書こうと思います。

The Jesus & Mary Chain (以下メリーチェイン。)
スコットランドはグラスゴー出身のポストパンクバンド。
個人的にはシューゲイザーでもポストパンクでもないと思っています。
リード兄弟(ジム・リード、ウィリアム・リード)を中心としたバンドで1984年に結成。99年に一度解散しますが、その後2007年から現在まで活動を続けています。
初期メンバーには、あのプライマル・スクリームのフロントマンであるボビー・ギレスピーがドラムを叩いている。因みにボビーは、1stアルバムの『Psychocandy』の後のミニアルバム『Some Candy Talking』まで在籍していました。
オリジナルアルバムは6枚。


このバンドはアルバムによって音そのものに変化がありますね。
と、ここでかなり雑なアルバム紹介。
1stはノイズ、パンク、ポップ
2ndはミドルテンポのギターポップ
3rd,4thでは大胆にドラムマシーンビートなノイズ、パンク、ポップ(この2枚の違いも面白いです)
5thはアコースティック、ポップ
6thではこれまでのサウンドを今のメリーチェインがやったら的なものになっています。

取り敢えずどのアルバムもポップ。
私は1st, 2nd, 4thが大好きですね。
『21 Singles』などの編集盤も彼らの歴史を辿れて良いですね。『Upside Down』『Some Candy Talking』などが収録されているので外せません。


メリーチェインを知ったのは私が高校生の頃でした。まずどうやら1stが名盤だという情報を入手した私は、早速ワクワクニヤニヤしながら某CDショップに行って1stの『Psychocandy』を購入。恐るべきスピードで帰宅し再生ボタンを押しました。轟々というよりは尖った「ジー、ジー」というノイズなのでとても刺さる。それとは対照的に曲のメロディはポップで耽美である。蠱惑。ノイズが炸裂している曲も切ない。彼らはパンクでもあるのだ。パンクは元々切ないと思う。そしてパンクである前にポップである。絶妙なバランス感覚。イギリスとアメリカ。小説と映画。気狂いピエロとメリーチェイン。今振り返ってみるとメリーチェインがきっかけで、私の私なりのポップミュージックという概念が形成されていったような気がします。ポップはキャッチーとは違いますね。キャッチーはよくないですね。Einstürzende Neubauten / Psychic TV / This Heat / Pop Groupなんかも、とてもポップじゃないですか。



今、久々にメリーチェインのウィキペディアを見ていましたが、なんとまぁ。

「結成当初の彼らの音楽に影響を与えていたのは、ザ・ストゥージズやヴェルヴェット・アンダーグラウンド、そしてシャングリラスだった。」

この一文が全てな気がします。イギーポップやヴェルヴェッツだけではないのだ。そこにシャングリラスがいなければこうはならない。メリーチェインの核に居たのは、いつでもシャングリラスなのだ。(シャングリラスは最近まで知らなかったので、スルーしていました、、)

因みに彼らも所属していたCreation Recordsのドキュメンタリー映画
『Upside Down:The Creation Records Story』はオススメです。私はこのレーベルのファンで3回ほど映画館に足を運びました、、首謀者はアラン・マッギー。80年代後半から90年代のUKロックが好きな人は是非。ブリットポップ、シューゲイザー、インディーギターロック。
現在アラン・マッギーがまたレーベルを立ち上げたようですね。
私もレーベルを立ち上げるのが夢です。

次回は映画のレビューかアンディ・ウォーホルについて、またはニュージーランドのインディーバンドのことか、若しくはJandek、或はその他。


ゼンハイザーのヘッドフォン、HD-598(通称プリン)を買ったのですが、とても良いです。
ではでは。


(スタッフ : ashima)

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